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2005年 04月 12日
もう、新卒で入社した今の会社は7年目になる。わりと若めの会社であることもあって、去年から、この時期は、学生の就職面接の面接官をやったりしている。
履歴書に「1983年生」なんて書かれているのを見ると、わ、若い・・・・・とため息が出てしまう。でも、どんなことをやってきて、これからどうしたいのか、深く話を聞いていくと、なんていうか、まだまだ友達になれる世代のような気がする。向こうがどう思っているのか分からないから、かなり一方的なんだけれど。学生とあまりに共感できてしまう自分は、単に成長していないだけなのかもしれない、という一抹の不安がなくはないけれど、あ、こんな学生もいるんだ、と発見できて、次の世代に安心もした。 面接をやって一番の感想は、昔の自分を思い出した、というのもあるけれど、昔の自分と今の自分を比べて、特に何をやりたい、とか、何を大切にしたい、といった思いや価値観は、あまり変わっていないことに気付いた。学生のときよりも、明らかにいろんな現実にぶつかったり、興味の対象が変わったりはしているけれど、根本の部分の方向性は、就職活動のころに真剣に考えた結論と、今もずれていない。 仕事面でいうと、あのころ思い描いていた、やりたいこと像に、確実に近づいてはいる。日々の不満だったり屈折感を味わうことがあったりはするけれど、たとえば同じ会社の誰かと、仕事を交換していい、と言われても、今の自分のポジションを選ぶ気がする。それくらい、恵まれているんだと思う。それでも、一旦ピリオドを打って、仕事以外での人生を味わう時間をとるべきなのか、やっぱり悩み続けている。仕事がつまらなければ、何の迷いもなく選択できるんだけれどな。よく、仕事とプライベートのバランス、というと、1日の過ごし方をイメージするけれど、私の場合は、人生トータルでの、仕事とそれ以外のバランスを考えてしまう。それと、キャリアとの関係。もう少し、考えたい。
by hrnhnk
| 2005-04-12 23:13
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