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2005年 07月 23日
13kgも増量して挑んだシャーリーズ・セロンのインタビューを何かで聞いて、ぜひ観てみたいな、と思っていた映画。そこまでしてやろうと思った役がどんなものなのだろう、と気になっていたから。DVDが出ていたので、借りてみてみた。
実話に基づいていて、救われない、重いストーリーだった。もちろん殺人を正当化できないし、映画で美化されている部分もあるのだろうけれど、一般的な常識だけで何かを否定したりどちらかの味方をしちゃいけないな、と思った。 そして、何より感じたのは切ない思い。誰かを守ろうとして、守りきれなかった、そして最後は相手に裏切られてしまう。結果としてはそうなってしまったとしても、不器用に、愛のために努力をしているアイリーンの姿勢にぐっとくる。最後に家に戻る切符をセルビーに渡すシーン、こらえきれずにまた会いたい、と言ってしまうところに、決して立派とはいえないけれど、人間らしさを感じた。 一方で、セルビーの、途中でアイリーンに対して不信を抱いたり、それでも愛して、でも最後には自分の人生を選び取る生き方も、なんというか、私がその立場でも、同じふうにしたかな、と思えた。刹那な愛よりも、一歩冷静になって現実をとってしまう、そして、選んだのは自分でありながらも相手に期待しすぎて裏切られた感を強くしてしまう、そんなセルビーの気持ちも、とても分かる。 ただ、最後にどうなろうと、二人で過ごして共有した時間に後悔しない、そういう生き方をしたいよな、と映画を観て強く思った。
by hrnhnk
| 2005-07-23 23:39
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