カテゴリ
全体 ☆MOUNTAIN★ ★ABROAD☆ ☆BOOK★ ★MOVIE☆ ☆FAVORITES★ ★PLACE TO GO☆ ☆STUDY★ ★LIVING☆ ☆GOURMET★ ★PREPARATION☆ ☆OTHERS★ 以前の記事
最新のトラックバック
タグ
お気に入りなど
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2005年 08月 18日
今日は高山病について。
学生のとき、チベットに行ったときに高山病に悩まされたことがあった。ラサに飛行機で降り立って、しばらくしたら、独特の頭の痛さがやってきて、少し歩いただけでも心臓がばくばく。最初の2,3日はかなりつらかった思い出。それでも、もっとしんどい人は飛行機からのバスで吐いていたり、病院にかつぎこまれたり、で、それと比べるとごく標準的な症状、という感じだった。日本で3000m超の山に登ったときは特になんともなく平気だったし。 なので、今回の3600越えるコロラドへは、まあだいじょうぶだろうという思い半分と、でもつらかったよなあラサ、その上、山登るのだからやばいのではという不安半分。一部の登山家には魔法の薬といわれているらしいダイアモックスも購入して、一応準備万端・・・・、と。 結果、どうだったかというと、3日目、山ツアー初日はかなりつらかった。山を歩きながら、自分の心臓の音のあまりの大きさに、余計にドキドキしてくる感じ。お医者さんが聴診器つきで聞いているであろう音が、そのまま聞こえてくる。ただ、生きてるんだなあ、私、って、心音を聞くと妙に体感できた気もする。そして、横になってちょっとランチのあとに昼寝をしたりすると、肺がつらくなって、頭痛が始まる。ああ、この独特の痛さは・・・とラサを思い出す。それでも、薬があったおかげでか、数時間あれば頭痛も治まったし、心配するほどのことはなかった。 最初は、アルコールもカフェインも高山病にはNGといわれているので、断念していたけれど、次第に慣れだして、5日目くらいからコーヒーや軽く薄めのワイン1杯くらいは手を出すように。その影響もあまり感じられないまま、最終日の夜を迎えたのだけれど・・・・。 ツアーが終わって、そのメンバーと、vailの山岳リゾートで、ゴンドラで登った先にあるレストランで食事。ちょっと高めのオーストラリア赤ワインをみんなで達成&お別れの乾杯で飲んだ。たった1杯・・・・しかしこの1杯が悲劇を生むことに・・・・。その場は酔っ払うこともなく、みんなで別れを惜しんで、ホテルの部屋に戻ってきた。翌日は早朝出発だったけれど、まずは寝て、5時おきで荷物整理するか、と寝たものの、夜中、異様な気分の悪さで目覚める。その後、結局、人生でベスト5には入る辛くて苦しい時間を過ごす羽目に・・・。朝まで眠れず、死にそうに地を這いながら、荷物をなんとかまとめ、シャトルに乗り込む。延泊も考えたものの、飛行機やらなにやら、連絡先を探して交渉するパワーよりは、何とか飛行機に乗っちゃえ、というほうをとって、結果的には、日本に着く手前くらいにはなんとか気分も回復!ほっ。 侮るなかれ、高山病。というか、ワイン1杯。二日酔いはあるものの、お酒で気分悪くなることなんてあまり経験のない私だけれど、お酒弱い人の気持ちがちょっと分かった気になれたのは、よかったことといえば、よかったこと?! #
by hrnhnk
| 2005-08-18 22:36
| ★ABROAD☆
2005年 08月 18日
日本に帰ってきて、あっという間に仕事に追われ、忙殺されそうになっている。大自然の中にいた日々が嘘のように。ほんと、今思えば夢のような体験だったなあ。
今回、World Outdoors というデンバーにあるアウトドアツアー会社のバックカントリーツアーに参加した。10th Mountain Division Hut System という非営利の団体が作って気軽に利用できる山小屋群とでもいうべきものが、コロラドの中心部にあって、その中の3つの小屋を点々としつつ、山歩きを楽しんだ。トレイルは、歩いてしかいけない自然そのもののところで、それでも、ちゃんと裏に荷物を運んだ車が通れる道が続いている。だから、私のような体力がない人間でも、重い荷物を担がずに済む分、長く疲れずに歩ける。日本の山だと、そうはいかず、荷物に辟易してしまったりするから、だいぶ助かった。 しかも、ツアーは10人の参加者に対し、2人のツアーリーダーと1人のインターンで働く学生がついていて、Hutでは、食事や片付け、荷物運びなどはほぼすべて彼らがやってくれる。そこが、前に参加したトレックアメリカのツアーとは違っていたところ。食事作りや掃除を一緒に分担してやることももちろん楽しかったりするのだけれど、vacationなのだから雑事にかまわず気持ちよく過ごしてくれ、というこのツアーのスタンスもありがたかったかな。男3人がいつもキッチンにいる姿も、なかなか不思議だったけれど、1人のリーダーがものすごく料理上手な人で、バリエーションにも富んでいたから、毎回の食事をとても楽しみにできたし。ただ、片付け終わるまで、出発できず、ひたすら待っていなきゃ、という時間のロスもどうなんだろう、と考えてしまったりもして。すごく日本人的発想かな、と思っていたのだけれど、アメリカ人もみな、同じ意見だということがあとから分かったりしておもしろかった。 ←Peter Estin Hut(3414m)。外にファイアプレイスがあって、少し寒いながらも、星を見ながら暖まれた。 ←Skinner Hut(3542m)。石造りの外観で、中に暖炉があって落ち着ける山小屋。 ←Uncle Bud's Hut(3469m)。2階の寝るスペースに巨大な窓があって、星が臨める。天気がいまいちだったから、残念ながらほとんど見れなかったものの、ここから見える星を想像するだけで胸がいっぱいになる。 #
by hrnhnk
| 2005-08-18 00:58
| ★ABROAD☆
2005年 08月 15日
今、空がうっすら白くなりつつある、朝の5時。きのうの午後6時くらいに成田に着いて、家に帰って、疲れ果てて、10時ごろに一旦眠ったものの、3時ごろには時差ぼけのせいもあって目覚めてしまい、眠る努力ももはやあきらめ、こうして朝方からブログ書きに至ることに。あと数時間後には会社に行かなきゃいけない状態が、ぜんぜん現実感なし・・・・。
山を歩くと、自分の足で歩ける幸せを身にしみて感じる。いつまでもこの体が自由に動かせるわけでもなく、綻びが出たり、いろんな偶然や必然で、もう歩けなくなる状態がいつかくるかもしれない、という危機感がなぜか私の中にはある。だからこそ、今こうして体が自由なうちに、たくさん行けるところに行っておきたいなあ、歩けなくなっても、景色とか大地を踏みしめる感覚が思い出せたらいいなあ、なんて思ったりする。(20代でこんなことを考えてしまう私はちょっと変?) それと、自分の足で歩くのって、やっぱり一番、本来の人間のペースである気がして、そのペースで進むからこそ感じられることがたくさんある気がする。車やバイクじゃ感じられない、太古からの人間の感覚とでもいうのかな。 ------------- 今日はもう一眠りできそうな気配になってきたので、このくらい。 旅で思ったこれからの自分のこととか、見た景色とか、アメリカ人についてとか、そして、なんとか無事に帰ったもののの侮るなかれ高山病、のこととか、また少しづつ書いてきます。 #
by hrnhnk
| 2005-08-15 05:31
| ★ABROAD☆
2005年 08月 04日
明日から旅行に出発します。
シアトル経由でコロラドのデンバーまで行って、2泊山リゾートのホテルで高地に慣れてから、6日間のバックカントリーのトレッキングツアーに参加予定。 あわただしくて、まだ仕事も終わらず、荷造りも途中で、買わなきゃいけないものも発生したり・・・・でぜんぜん旅の現実感なしだけれど、大自然に囲まれて、ちょっとハードに自分の体力に挑戦しつつ、今後の身の振り方も考えてこようかな、と思ってます。高山病に苦しまなければいいけれどなあ。高山病対策で、あんまりアルコールが飲めなそうなのがちょっと(いやかなり?)残念だけれど。 また帰ってきたら報告します。 #
by hrnhnk
| 2005-08-04 19:32
| ★ABROAD☆
2005年 08月 03日
先日、買い物ついでに、写真展に行ってきた。恵比寿の東京都写真美術館でやっていた、「写真はものの見方をどのように変えてきたか」の第3部「再生」というテーマのもの。ガーデンプレイスをぷらぷらしていたときに、建物の垂れ幕に書かれていたこのタイトルになんとなく惹かれて、ちょうど時間もほどよくあったので、ふらりと行ってみた。
私の想像していたテーマとはちょっと違ったのだけれど、12人の写真家が第二次世界大戦およびその前後をどう捉えたか、どんな作品を残したか、が分かる形になっていた。 印象的だったのは、新橋とか銀座とか、普段身近に通っている場所の、たった50年前の写真が、あまりにも時代を感じさせたこと。人類の歴史において、50年なんて、ほんとに短い時間のはずが、その短期間で目に見える部分でものすごい変化をもたらした、そのことのある種の恐ろしさを痛感してしまった。 また、写真というのは、事実を切り取っていて、そのリアリティがもたらすインパクトがあって、なおかつ撮る人の心も確実に写し取っていて、本当に心に訴えてくるものがあるんだな、と思えてた。駆け足ながらも見れてよかった。 写真展の詳細はこちらから。 #
by hrnhnk
| 2005-08-03 00:44
| ☆OTHERS★
|
ファン申請 |
||